ぐら7: 2008年4月アーカイブ

新車を購入するまでの流れ

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新車を買うまでの流れ新車は高い買い物なので、できるだけゆとりのあるスケジュールを組んで商談を進めて行きたいものです。


もちろん人それぞれ状況が異なりますので、新車購入までの流れも異なると思いますが、一般的にどのような流れになるのか?どのような順序で商談を進めていけば最大限の値引き額を引き出せるのか?を説明していますので参考にしてください。


 ディーラーに行く前に



まずはやはり、どの車を買うのか?を決めなければなりません。


もちろんすでに購入する車が決まっている方もいるかもしれませんが、その場合でも安く買うためには競合車も決めていかなければならないので、ディーラーに行く前に雑誌やインターネットなどを活用して決めていきましょう!



車選びのポイント

ディーラー(販売店)選び

新車の目標値引き額

営業マンに対する態度


また中古車は最近、ディーラーに下取りに出すよりも中古車買取専門店(ガリバーなど)のほうが高く買い取ってくれることが多いので、車を乗り換えるために下取車がある場合は、ディーラーに行く前に(下取り査定してもらう前に)中古車買取専門店に査定をお願いし、愛車の買取相場を把握しておくことが大切です。


愛車の買取価格を知っておくことで、下取りに出すのと、中古車買取専門店に売るのとどちらがお得なのかが分かり、また中古車買取専門店の査定額を武器に、ディーラーと下取り価格の上積み交渉も出来ますので、まずは中古車買取り専門店などで査定をお願いしておきましょう!


下取り価格の上積み交渉


 商談~契約~納車までの流れ



購入車、競合車が決まったらいよいよディーラー(販売店)に行って車を見たり試乗して、見積を出してもらい、値引交渉を行い、契約、そして納車となります。


通常、新車を買うまでには1~2ヶ月ほど、商談の回数は3~5回ほど行うことが多いようです。


もちろん状況によってはすぐに新車を買わなければならない場合もあるかもしれませんが、そうでないなら出来るだけゆとりのあるスケジュールを組み、「近々新車を購入する予定だが購入は焦っていない」と、営業マンに思わせることも大切ですよ。


例えば3月中には車を納車してもらいたい場合は・・・


~最初の商談:「1月下旬~2月上旬」~


車を見たり、試乗してみて、見積もりを出してもらいます。


最初の商談ではあえて値引交渉しないのも1つの手で、下取り車がある場合でもまずは下取車なしで見積を出してもらいましょう(挨拶程度で十分です)。


また契約した場合、契約から納車までにどれほど時間がかかるのかも必ず聞いておきましょう(通常は2~4週間ほどで納車されますが、車種、付けるオプションなどによっては契約から納車まで2ヶ月以上かかることもありますので)。


新車値引き交渉術・序盤戦

見積書の内容と金額

諸費用の金額

新車購入前の試乗チェック


~2回目の商談:「2月中旬~下旬」~


2度目の商談では複数の車種(ディーラー)同士を競合させていき、「このお客は安くしなければ買ってくれないな」と営業マンに思わせ、「少しでも良い条件を出してくれたディーラーで買いたい」ことをアピールしましょう!


ちなみに2度目の商談で最大の値引き額が提示されることは少ないので、どのような条件を出されても2度目で契約してはいけませんよ!


新車値引き交渉術・中盤戦

競合させて安く買う!


~3回目の商談:「3月上旬」~


条件次第では3度目の商談で契約しても良いでしょう。


例えば2度目の商談で自分が目標とする値引き額にかなり近づいている場合などは、「後○万円(少し無理目の金額)安くしてもらえれば契約してもいいですよ」などと営業マンと駆け引きを行っても良いかもしれません。


また可能な場合は、同メーカー別会社で競合させていくことも非常に有効な手段となります。


例えば日産の場合、「レッドステージ・ブルーステージ」2つの販売チャンネルがあり、基本的に2つは別会社なので、競合させることで最大限の値引き額を引き出せる可能性が高くなるのです。


しかし商談序盤から同メーカー、別会社同士で競合させると営業マンが引いてしまうことがありますので、まずは別メーカーのディーラー同士で競わせて、終盤に同メーカーの別会社同士で競わせていくようにしましょう(商談は同時に進めても良いですが、同メーカーの別会社でも商談を行っているということを切り出すのは商談終盤にしましょう)。


新車値引き交渉術・終盤戦

下取り価格の上積み交渉

ディーラー(販売店)選び


~4回目の商談(契約):「3月10日前後」~


交渉の仕方次第ですが、4度目の商談となるとかなり値引き額も限界に近づいていることが多く、そうなればこれ以上、商談を続けていっても時間の無駄になってしまいますので、営業マンの言動などから、値引きはそろそろ限界かな?と思ったら契約しても良いでしょう。


また毎月15日前後は、ディーラはもちろん、営業マンのノルマに関わっきますので、契約は毎月15日前後に設定すると、最大限の値引き額を引き出せる可能性が高くなりますよ。


また値引き額が限界に来たと感じたら、最後は、「ガソリン満タンサービス・端数カット・付属品(フロアマットなど)無料サービス」などをダメ元で交渉してみましょう!


もちろん、目標値引額に達していない場合や、まだまだ値引できそうな場合は5度目の商談まで引っ張っても良いですよ。


新車値引き額の限界

新車を安く購入できる時期


~納車:「3月下旬」~



契約すれば陸運局で検査登録手続きをするために車庫証明が必要となり、自分で取る場合は早めに手続きを行いましょう。


そしてついに納車の日です。いままで色々大変だったと思いますが、納車された車をチェックしましょう。例えば・・・


・契約通りのグレード、カラーか?

・注文したオプション、付属品が付いているか?

・キズはないか?


などをチェックして問題がなければ長い?戦いも終わりです(笑)


車庫証明書

納車費用


複数のディーラーで競合させていく場合、1日に何軒もディーラーを廻ったりしなければなりませんので、ディーラーに行く場合は事前に営業マンとアポをとっておくことも大切ですね。


 新車購入時(契約時)に必要な物



新車を購入する場合、契約時には以下のものが必要となりますので、事前に揃えておきましょう!


・お金
・印鑑証明書
・実印



ネットから無料新車見積もり

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新車の見積もり新車を安く購入する為には複数のディーラー(車種)を競合させて商談を進めていくことが大切ですが、忙しい方はなかなか複数のディーラーに足を運んで商談を行うことが難しい場合もあると思います。


また、「いきなしディーラー(販売店)に行って商談を行うのは不安だなー」と思っている方も多いのではないでしょうか?


そこでディーラーに行く前に、まずはメーカーやディーラーのHPから見積もりを依頼し、ディーラーに行く日を予約してから最初の商談に向かうことをオススメします。


例えばアポなし(予約なし)でいきなしディーラーに行くと、


・ディーラーに行ったが営業マンが誰もいなかった(平日に多いです)・・・

・営業マンが他のお客の相手をしていて待たされた(土日に多いです)・・・

・試乗したい車がディーラーになかった(試乗車が必ずあるとは限りません)・・・


などが考えられますが、あらかじめネットから見積もりを依頼しておけば、見積もり内容がメールで送られてきた後に、メールや電話などで最初の商談日時を設定、予約することも可能ですし、試乗したい車がある場合は用意してもららえますので、スムーズに商談を始めることが出来るのです。


しかし複数のディーラーに見積もりを1つ1つ依頼することは面倒ですし、そもそも最寄のディーラーを探すこと自体も大変です。


そこでオススメなのが、「新車見積もりサイト」です。新車見積もりサイトではメーカーやボディタイプなどから見積もりしたい車種を選択するだけで簡単に最寄のディーラーからメールで見積を無料で送ってもらえますし、一度に複数の車種の見積もりを依頼することもできますので、自宅にいながら簡単手軽に複数の車種の見積もり内容を比較することができるので便利ですよ(もちろん見積もりを依頼したからといって購入しなければならないわけではありませんσ(^_^;))。


 オススメ新車見積もりサイト



新車見積もりまずは気軽に新車の見積もりを依頼したいという方にオススメなのが「オートックワンの新車無料見積もり」です。


オートックワンでは「メーカー・ボディタイプ」から見積もりを依頼したい車種を選択し(複数選択可)、自宅または勤務先の郵便番号を入力するだけで、選択した車種の対応ディーラーがその地域にあるかどうかが分かり、対応ディーラーがあれば、「名前・メールアドレス・住所・電話番号」を入力すれば最短60分(遅くても2日以内)で対応ディーラーから見積もり内容がメールで送られてきます。


また希望する方にはディーラーから電話で連絡をしてもらえますが、希望しない場合は電話連絡は一切ありませんので安心して見積を依頼することが出来ますよ。


新車の無料見積ならオートックワン!






ディーラー(販売店)選び

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新車購入と正規ディーラー新車はディーラー(販売店)だけではなく、中古車販売店、中古車買取り専門店、整備工場などのいわゆるサブディーラーや、低金利ショップなどでも新車を購入することが出来ますが、一般的に新車は正規ディーラーで買うこととなると思います。


そこでここでは各自動車メーカーの正規ディーラーについて説明していますので、新車購入時の参考にしてください。


ちなみにディーラー(正規カーディーラー)とは、メーカー直列の販売店のことで、トヨタならトヨタ、日産なら日産、ホンダならホンダの車を販売してる業者のことです。さらにトヨタなら「Netz(ネッツ)・トヨペット・カローラ」など複数の販売チャンネルが存在しており、基本的に販売チャンネルが異なれば別会社となります。


基本的に正規ディーラーは都道府県が異なれば経営会社も異なりますので、可能な方は異なる都道府県のディーラー同士で競合させることによって、最大限の値引き額を勝ち取ることが出来るかもしれません。もちろん、住所地と異なるディーラーで新車を購入しても、住所地のディーラーでアフターサービスなどを受けることができますので、まったく心配することはありません。


 トヨタの正規ディーラー



トヨタの正規ディーラー「ネッツ」

トヨタ(TOYOTA)のディーラーには以下の種類(販売チャンネル)があります。具体的に説明したいので、東京の場合で説明しています。


・東京トヨタ自動車株式会社 新宿店

・トヨタ東京カローラ株式会社 品川店

ニュートヨペット販売株式会社 目白店

・東京トヨペット株式会社 新宿店

ネッツ(NetZ)トヨタ東京株式会社 品川店

レクサス渋谷


カローラ以上のように「トヨタ(TOYOTA)」といっても色々な販売チャンネルがあり、上記すべては別会社なので、例えば「アルファード」はトヨペット店、ネッツ店いずれでも販売していますので、この2つのディーラーで競合させて値引き交渉することが可能ですし、非常に有効な戦略となります(もちろん販売が競合していない車種の場合は無理ですが・・・)。


ただし、


・ネッツトヨタ東京株式会社 品川店
・ネッツトヨタ東京株式会社 大井店


この2つは営業所が違うだけで同じ会社なので、この2つで競合させて値引き交渉を行うことは避けたほうが無難です(都道府県が違えば別会社となりますので、例えばネッツトヨタ東京と、ネッツトヨタ大阪を競合させて値引き交渉を行うことは可能です)。


最初から同じメーカーの別ディーラー同士(例えばトヨペット店vsネッツ店など)で競合させていることが分かれば、営業マンが"ひく"場合があり、値引き交渉が上手くいかないこともありますので、まずは他社の車種と競合させていき、商談終盤に、「実は○○とも商談中なんですよ・・・」などといって競合させていることを切り出すことが理想的な展開です(もちろん商談は同時に進めていきましょう。詳しくは競合させて安く買う!)。


 日産の正規ディーラー



日産の正規ディーラー「レッドステージ」日産の場合、基本的に「レッドステージブルーステージ」の2つの販売チャンネルに別れており(看板の色が赤と青です)、基本的にレッド、ブルーどちらでも日産の全車種が販売されていますので、日産の新車を購入する場合は必ずレッドステージとブルーステージで競合させて商談を進めていきたいところです!


また地域によってはレッドステージでもさらに以下のように販売チャンネルが分かれていることもあり、この場合は別会社となりますので、同じレッドステージ同士であっても競合させることも可能です。


~レッドステージ~


・日産プリンス東京販売株式会社 新宿店
・株式会社日産サティオ 小田原店


~ブルーステージ~ブルーステージ


・東京日産自動車販売株式会社 新宿店
・東京日産モーター株式会社 新宿店


日産の新車を購入検討している方は日産の販売店検索を参考にして、「あのディーラーとこのディーラーは同じ会社なのか?別会社なのか?」を調べてから競合さすようにしましょう!


 ホンダの正規ディーラー



ホンダカーズ

ホンダは「プリモ・クリオ・ベルノ」の3種類の販売チャンネルがありましたが、それらが統合して「(ホンダ カーズ(Honda Cars)」となりましたので、一見、すべて同じ会社のようにも見えますが、実際は以下のように分かれていますので、競合させることは当然、可能です。


・Honda Cars 東京 飯田橋店
・Honda Cars 東京中央 北池袋店
・Honda Cars 渋谷 渋谷店
・Honda Cars 東京西 立川店
・Honda Cars 東京東 高円寺店
・Honda Cars 東京北 練馬店


など・・・


この場合、例えば、


・Honda Cars 東京 飯田橋店
・Honda Cars 東京中央 北池袋店


上記2つは別会社となりますが、


・Honda Cars 東京 飯田橋店
・Honda Cars 東京 日本橋店


この2つは同じ会社で営業所が違うだけなので、競合させることは避けたほうが良いでしょう。


ホンダの新車購入を検討している方はホンダのお店で、同じ会社なのか?別会社なのか?を調べてから競合させましょう!


 三菱の正規ディーラー



三菱の正規ディーラー三菱は基本的に「三菱自動車販売株式会社」1つの販売チャンネルしかありませんが、都道府県が異なれば経営会社も異なりますので、三菱車の購入を検討している方は異なる都道府県のディーラで競合させて商談を進めていってもよいかもしれません。


・東京三菱自動車販売株式会社 渋谷店
・東京三菱自動車販売株式会社 新宿店


 マツダの正規ディーラー



マツダの正規ディーラー

マツダは大きく分類すれば以下の3つの販売チャンネルに分かれており、基本的にすべてのチャンネルでマツダの全車種を販売していますが、「RX-8」はマツダオートザム店では販売されておらず、「ロードスター、アテンザ」はマツダ店でしか販売されていません。


・株式会社神奈川マツダ 横浜店
・株式会社マツダアンフィニ湘南 藤沢店
マツダオートザム横浜西口


もちろん、どの販売チェンネルでも販売されている「デミオ・MPV・プレマシー」などはそれぞれの販売チェンネルで競合させて値引交渉を行うことは可能ですが、念のため同じ会社かどうかはマツダのHPを見てから確認しておきましょう。


マツダの販売店検索


 ダイハツの正規ディーラー



ダイハツの正規ディーラーダイハツは「ダイハツ○○販売店」1つの販売チャンネルのみで、都道府県が異なれば経営会社も異なりますので、可能であれば異なる都道府県のディーラーで競合させれば最大限の値引き額を引き出せる可能性も高くなります。


・ダイハツ東京販売(株)神泉店
・ダイハツ東京販売(株)Dモール池袋店


 スズキの正規ディーラー



スズキの正規ディーラースズキは以下の2つの販売チャンネルがありますので、どちらのディーラーでも販売している車種であれば競合させることも可能ですが、経営会社が同じ場合もありますので、念のため、スズキのHPで確認しておきましょう!


・(株)スズキ自販東京 新宿営業所
スズキアリーナ西新宿


スズキのディーラー検索


 スバルの正規ディーラー



スバルの正規ディーラー
スバルは「スバル株式会社」1つの販売チャンネルしかありませんが、都道府県が異なれば経営会社も異なりますので、スバル車を少しでも安く購入したい方は、異なる都道府県のディーラーで競合させる方法が有効です。


・東京スバル株式会社 中野店
・東京スバル株式会社 練馬店



車選びのポイント

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車を選ぶ基準は人それぞれ違います。

新車購入時の車選び
・家族が多いのか?

・1人で乗ることが多いのか?

・セカンドカーとして利用するのか?

・高速道路を良く利用するのか?

・買い物程度しか利用しないのか?

・雪国か?


など・・・


ですのでカタログはもちろん、雑誌、インターネットなどで購入を検討している車種の特徴や、口コミ、評判を参考にして、必ず複数の車種を調べましょう。


テレビCM、街中で走っている車を見てエクステリアが気に入っただけで購入してしまうと、購入後に後悔してしまうことも珍しくありません。


もちろん自分好みのエクステリアは車選びでもっとも重要ですが、その他にも「燃費(ガソリン代)・維持費(税金関係)・走り・乗り心地・装備・室内空間」など、さまざまな面で複数の車種を調べ、比較検討することが車選びでの基本ですよ。


 車選びのポイント



1:購入したい車種タイプを絞る


自分のライフスタイルに合わせて、どのようなタイプの新車を購入するかを決めなければなりません。


例えば


・子供2人と妻、合わせて家族4人で乗ることが多いのでゆったり乗れるミニバンタイプがいいなー。


・基本的には1人、または彼女と2人で乗ることが多いのでコンパクトカーで十分だ。


・雪国なので4WDでなければ厳しいな。


・近所の買い物にしか使用しないので軽自動車が便利でお得だ。


など・・・


購入車種のタイプが決まれば、ディーラーにカタログを請求してみても良いですし(最近ではわざわざディーラーに行かなくてもメーカーのHPやディーラーのHPからも無料で請求できますね)、インターネットでメーカーのHPや、車の情報を扱っているサイトを見て、購入車種を絞っていきましょう。


最初は○○の新車を買おうと思っていたが、インターネットなどで口コミ・評判・評価などを見ていくうちに、「△△の車のほうが自分には合っているな」、と心変わりすることも珍しくありませんので、メーカーが発行しているカタログだけではなく、さまざまな媒体を参考にして購入車種を絞っていきましょう!


2:予算を決める


新車購入と予算購入する車のタイプと同時に、予算も決めていかなければなりません。


もちろん予算は人それぞれ大きく異なると思いますが、自動車ローンを組む予定の方は、具体的にどれほどまでの予算であれば毎月の返済が苦しくならないのか?なども考えておきましょう。


また新車を購入する場合は、車両本体価格だけでなく、さまざまな諸費用もかかり、この諸費用が結構かかりますので、必ず予算には諸費用のことも考えておきましょう!


諸費用について詳しくは新車購入と諸費用の金額


ちなみに商談序盤には営業マンから「予算は幾らほどでお考えですか?」などと聞かれることが多いと思いますが、素直に答えてはいけませんよ。実際に予算が決まっている場合でも、


「予算は特に決まってないんですが、安ければ安いほどいいですね。」


などと曖昧に答えておきましょう。ただ商談終盤、値引き額も限界に近いかな?と思った場合は、


「まだ予算オーバーしているんで、後○万円安くしてもらえなければ購入できないんですよー」


などと、その場の状況に応じて「予算」という言葉を上手く利用し、商談を有利に進めていきましょう!


3:競合車を決める


新車を少しでも安く買うためには、複数の車種、ディーラーで競合させて商談を進めていくことが基本ですが、いくら競合させて商談を進めていくといっても、例えば軽自動車とミニバンを競合させても、大幅値引きを勝ち取れる可能性は低いです。


もちろん、人それぞれ考え方は異なりますし、実際に、軽自動車にしようか?ミニバンにしようか?迷っている場合もあると思いますが、営業マン(ディーラー)としても、タイプ、値段が明らかに違う車種の購入を検討しているお客に対しては値引き額ではなく、車の性能の違いなどでお客を納得させ、契約を迫ってくることが多く、何より、タイプ、値段が明らかに異なる車種同士を競合させても営業マンとしても燃えないんですよ!


例えば、ライバルメーカーのライバル車種(同タイプ・同価格帯)で競合させていけば、あの車にだけは負けたくない!と営業マンも思いますが、ライバルメーカーとはいえ明らかにタイプ、値段が異なる車を競合されても、「このお客は購入する車のタイプで迷っているので値引き額ではなく性能などで口説けば買ってくれるな」と思われてしまい、値引き額が抑えられる可能性が高くなるだけでなく、「このお客は本当に車を買う気があるのか?」などと思われて本気で応対してくれないこともありますので注意が必要です。


ですので出来る限り、競合させる場合は同じタイプの車種、さらに同価格帯の車種同士を競合させていきましょう!


例えば・・・


~ミニバンを購入予定の場合~
ミニバン

・ヴォクシー(トヨタ)
・セレナ(日産)
・ステップワゴン(ホンダ)


~コンパクトカーを購入予定の場合~
コンパクトカー

・ヴィッツ(トヨタ)
・フィット(ホンダ)
・マーチ(日産)
・デミオ(マツダ)
・スイフト(スズキ)


~軽自動車を購入予定の場合~
軽自動車

・ワゴンR(スズキ)
・ムーヴ(ダイハツ)
・N-ONE(ホンダ)
・ekワゴン(三菱)


など・・・


同じタイプであっても、明らかに値段が異なる車種の競合は値引き額を最大限引き出せない場合が多いので、できるだけ値段も同じくらいの車種同士を競合させて、大幅値引を勝ち取りましょう!


4:値引き目標額を決める


最近は新車は値引交渉をして少しでも安く購入しようと思っている方がほとんどなので、カー雑誌はもちろん、インターネットでも新車の値引きについての情報を収集することはそれほど難しくなく、カー雑誌やインターネットなどでは「目標値引き額」なども掲載されていますので、購入を検討している車種の目標値引き額について必ず調べておきましょう。


もちろん新車の値引額は「購入地域・購入時期・交渉の仕方・ディーラーの事情」などによって大きく異なってきますので一概には言えませんが、いずれにしても最新の値引き情報を得ておくことがとても大切となりますので、面倒くさがらず情報を収集しておきましょう!


詳しくは新車の目標値引き額

詳しくは新車値引額に影響する事柄


5:下取車の買い取り相場を調べる


車の乗り換え(買換え)で新車を購入する場合は、愛車をディーラーに下取りに出す方が多いと思いますが、ディーラーの下取額よりも中古車買取専門店の買取価格のほうが高いことが最近では多いので、必ず中古車買取専門店に中古車査定を依頼し、買取価格を調べ、ディーラー、中古車買取専門店、どちらに売るほうがお得なのかを比較検討しましょう。


下取について詳しくは下取り価格の上積み交渉


 車の色(ボディカラー)について



購入車種が決まっても、車の色(ボディカラー)で悩んでしまうことも多いかもしれません。


基本的に「黒・白(パールホワイト)・シルバー」の万人受けするボディカラーが乗り換え時(買い替え)の下取価格(買取価格)では有利になることが多く、車種によっては原色系の色よりも数十万円違うこともあるほどなので、特にこだわりがないのであればこのようなボディカラーを選ぶと良いでしょう。


しかしこれから数年間、人によっては毎日、運転するわけですから、やはり自分がもっとも気に入った色を選ぶことをオススメします。


 新車のグレードについて



車には、


・排気量
・装備
・2WD?4WD?


などの違いによって、さまざまなグレードが用意されていることが普通です。


例えばホンダのコンパクトカー「フィット」の場合・・・





・13G・F
・13G・Lホンダセンシング
・13G・Sホンダセンシング
・15XL ホンダセンシング
・RS ホンダセンシング


など・・・


また上記以外にも特別仕様車などもありますので、車種によってはかなりの数のグレードがあるため、車種が決まってもグレードで悩んでしまうことも多いです。


グレードで悩んでいると、当然、営業マンは値段の高い上位グレードを勧めてくると思いますが、営業マンの言いなりになるのではなく、


「この装備は必要か?」

「排気量の違いでどれほど走りが変わるのか?(排気量の違いで毎年の自動車税の金額も異なりますので、その辺りも考えましょう)」


などを調べ、実際に試乗してみてから決めましょう。グレードによってかなり値段が違ってきますので、購入後に後悔しないためにもじっくり検討しましょう!


 車両重量・燃費について



車選びの際に、車両の重量について考える方はあまりいないかもしれませんが、車両の重さによって自動車重量税も異なりますし、基本的に車両が重くなればなるほど燃費も悪くなりますので、少しでも新車購入費だけでなく、車の維持費を抑えたい方は車両の軽い車を選んでも良いかもしれません。


ちなみに実走行ではカタログなどに掲載されている燃費よりも確実に悪くなりますので、購入後にガッカリしないように・・・(もちろん燃費は人それぞれの運転の仕方によっても大きく異なりますが。。。)



オプションについて

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新車を購入する際には、オプション(装備)を付けるか悩んでしまうこともあると思います。


まず新車に付けるオプションには、「メーカーオプション・ディーラーオプション(付属品)」があり、さらにオプション(純正品)にこだわらなくても、カーショップ(オートバックス・イエローハットなど)やネットショップ(通販)などで同様の商品(社外品)が安く販売されている場合は、そちらで購入することも検討しましょう。


高い買い物である新車の場合は、気が大きくなってしまっているのか?金銭感覚が麻痺しているのか?さまざまなオプションや装備品をあまり悩むこともなく、営業マンに薦められるがまま付けてしまう方が多いようですが、本当にそのオプション、装備は必要なのか?カーショップ(ネットショップ)などで買ったほうが安いのではないか?なども考えてから、オプション、装備品を付けるかを決めましょう!


 メーカーオプション



メーカーオプションメーカーオプションとは、「サンルーフ・サイドエアバック・車両安定制御システム・ヘッドランプ・純正カーナビ」など、自動車メーカー(トヨタ・日産・ホンダなど)が生産段階で取り付けるオプションのことで、基本的に購入後に取り付けたり外したりすることは出来ませんので、契約時までに注文しなければなりません。


ちなみにメーカーオプションからの値引はほとんど期待できません(車両本体価格からの値引き額に含まれます)。


カーナビやアルミホイールなど、一部の車ではメーカーオプション、ディーラーオプション、どちらでも用意されている場合があります(選べる種類は圧倒的にディーラーオプションのほうが多いですが)。


 ディーラーオプション



ディーラーオプションディーラーオプションとは、「アルミホイール・オーディオ・カーナビ・エアロパーツ・フロアマット・ドアバイザー」など、ディーラー(販売店)が取り付けるオプションのことで、メーカーオプションと違い、契約後(納車後)でも注文して取り付けることが可能です(大げさに言えばディーラーオプションはいつでも取り付けが可能です)。


またメーカーオプションはほとんど値引が期待できないのに対して、ディーラーオプションの場合、取り付けるオプション、交渉の仕方次第ですが、「15%前後」の値引きは十分可能です。


ただ最初からディーラーオプション付で見積もりを取ってもらい商談を進めていくと、例えディーラーオプションから値引きされたとしても、それは単に車両本体価格からの値引き額が組み込まれているだけということになり、結果、車両本体価格からの値引き額が抑えられる可能性が高くなりますので、まずはオプションなしで商談を進めていき、車両本体価格から最大限の値引を勝ち取った後にディーラーオプションを付けて、ディーラーオプションからの値引交渉を行うのが理想かもしれません。


例えば車両本体価格からの値引がそろそろ厳しいなと思ったら・・・


「分かりました。それでは○○(ディーラーオプション)を付けるので、後○万円(少し無理目な額)、値引いてもらえれば契約します!」


など・・・


詳しくはオプションからの値引き額


 社外品



メーカーオプション、ディーラーオプションのメリットとしては、「補償期間が長い・カーナビなど綺麗にスペースに収まる・リセールバリュー(数年後、売る(下取り)際の車の価値)が高い」などですが、それらを気にしないのであれば社外品を検討してみてもいいと思います。


カーショップ(オートバックス・イエローハットなど)やネットショップ(通販)でディーラーオプションと同様の商品が販売されているのであれば、多くの場合、ディーラーオプションよりも安く購入できますからね。


もちろんメーカーオプションでしか取り付けられない物も多いので、その場合は仕方ありませんけどね。


もしも社外品(カーナビなど)の購入を考えている場合、カーショップで購入しても取り付け費用は別途掛かりますし、社外品を自分で取り付けるのは面倒なので、商談終盤、印鑑を押す前に、「社外品を無料で取り付けてもらえれば契約します!」などと言えば、多くの場合、条件を飲んでくれると思いますよ(もちろん最後には、フロアマットなどの比較的安いオプションは無料で付けてください!とお願いすることも忘れないように(= ̄∇ ̄=) )。


 オプションと自動車取得税



オプションを付ける場合は「自動車取得税・自動車重量税」についても考えておきましょう!


自動車取得税(普通自動車3%、軽自動車2%)は新車購入時のオプション価格も含んで計算し、税額が算出されますので、メーカーオプションは無理ですが、ディーラーオプションは納車後に取り付けるようにすれば、その費用は自動車取得税の対象外となりますので、自動車取得税を少しは節税することが可能なのです。


例えば、普通自動車に20万円のカーナビを新車購入時(契約時)に付ければ6千円の自動車取得税が余計に掛かりますが、納車後に取り付ければ自動車取得税の対象外になるので6千円、節税できるのです!


ですのでディーラーオプションをお考えの方は、わざわざ契約時にディーラーオプションを付ける必要はなく、納車後に付ければ良いと思いますよ(納車後に付けてもらうのは面倒ですし、納車後では値引きしてもらえない場合もあるので、商談終盤、契約前に営業マンに自動車取得税のことを話せば上手くしてくれると思いますよ)。


自動車取得税


また新車購入時と車検時には、車の重さによって自動車重量税がかかりますので、重いオプションを付けようと思っている方は、オプションを付けることによって自動車重量税の額が変わらないかを考えてから付けるようにしましょう!


自動車重量税



営業マンに対する態度

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新車購入とディーラーの営業マン新車を購入するには、カーディーラーの営業マンと何度も商談を行っていかなければならず、また営業マン(ディーラー)とは新車を購入した後もアフターサービスなどでお世話になりますので、出来るだけ良好な関係を気付きながらも、最大限の値引き額を勝ち取りたいものです。


しかし中には、「車を買うのはこっちで、立場は上なのだから強気(非紳士的な態度)で商談を進めていけばいんでしょう?」と考えている方もいるようですが、この考え方は間違いです。


営業マンとすれば、確かにどのような人でも車を買ってもらえれば良いのですが、横柄な態度の人、社会人としての最低限のマナーがなっていない人の相手はしたくないのが本音で、そのようなお客に対して、大幅な値引き額を提示することはありません。


なぜなら新車を購入してもらった方とはその後も付き合いが続くので、


「このお客は面倒くさいな・・・」

「このお客とはもー会いたくないな・・・」


というお客には車を売りたくないですよね?そうなれば、わざわざ最大限の値引き額を提示する必要はありませんよね?ですので新車を安く購入したい場合は、最低限の礼儀をわきまえることはもちろん、営業マンに好かれるような態度で接していくことも非常に大切なのです。


 営業マンはプロです



営業マンは研修を受けて、毎日、色々なお客を相手にしていますので、


「このお客は値引き額を抑えても買うな。」

「このお客はうちの車が本命だな。」

「このお客は安くしなければ買いそうにないな。」

「このお客はまだ新車を買わないな。」


など、お客との会話などで判断し、1人1人、商談の進め方を変えていきます。そこで新車を少しでも安く買いたい場合は当然、


「このお客は安くしなければ買いそうにないな。」


こー、営業マンに思わせなくてはならないのです。そこで重要なのは、「余計なことはしゃべらないことですσ(^_^;)」。


お客としては何気ない一言が、営業マンにとってはお客が何を考えているのかを知る大ヒントとなってしまうことがありますので、特に最初の商談のときは、「新車値引き交渉・序盤戦」を参考にして、今後の商談を有利に進めていくようにしましょう(もちろん、氏名、住所、電話番号などは教えてもかまいませんよ)。


 営業マンが提示できる値引き額には限度額があります



通常ディーラーの営業マンには、「この額までは自分の権限で値引いても良い額」が与えられており、その額は営業マン1人1人、違います(新人営業マンはこの額が小さいことが普通です)。


しかし会社からは少しでも値引き額を抑えて販売するように教育されていますので、営業マンが最初の商談から、自分の権限で値引ける最大限の値引き額を提示することは絶対ありません。


また商談を進めていき、仮にその営業マンが値引ける限度額に達したとしても、店自体の最大値引額はさらに上にありますので、店長(所長)などに掛け合ってもらえば、さらに値引き額が増えることも珍しくないのです。


そこで値引き額が限界に来たかな?と感じたら、


「もう少しなんとかならないか店長(所長)に掛け合ってもらえませんか?」


などと交渉することも当然効果的です。


しかし営業マンによっては、


「店長(所長)にお願いして特別に○万円、値引いてもらいましたが、これが限界です。」


などと、商談序盤、中盤から言ってくる場合もありますので、どのようなタイミングで店長(所長)の名前を使ってくるかも大きなポイントです(早々と店長、所長の名前を出してくる場合は単なる戦略であって、間違いなくまだまだ値引き額は限界に達していないと思いますよ)。


新車値引き額の限界


 ひたすらお願いするのは効果なし?



たまに、交渉が苦手な人で、ひたすら、


「お願いします後○万円値引いてください!」

「安くしてください<(_ _)>」


などとお願いする人がいますが、正直言ってあまり効果はありませんσ(^_^;)


このようなお願いをする人と言うのは、すでにその車を買うことを決めている場合がほとんどなので、値引き額を大きくしようが、しまいが、最終的には諦めて買うことが目に見えていますので、最大限の値引き額を勝ち取ることは難しいと思いますよ。



新車を安く購入できる時期

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新車を安く買える時期

新車には安く買える時期と
いうものがあります。


ただこれはすでに常識となってきていますし、あくまでも「安く購入できる可能性が高い」というだけで、以下の時期以上に安く購入できる場合もありますので、参考程度にしてください。


 3月、9月の決算期



新車が最も安く買える時期は「3月・9月の決算期」です(特に年度末の3月がもっとも値引き額が大きくなると言われています)。


なぜ決算期に新車が安く購入できるかと言うと、日本では3月決済の会社が多く、株主総会で株主に対して業績が好調なことをアピールするためには3月の決算期に売り上げが好調なことがとても大切で、その為にもメーカーは奨励金などをディーラー(販売店)に出すことによってディーラーのノルマを引き上げ、ディーラーは奨励金が出るので多少、値引き額を大きくしても販売台数を伸ばそうとするからです。


しかし3月の販売台数に数えられるのは3月中に陸運局での登録を済まさなければならず、契約から登録までは通常、1週間~3週間ほど掛かり、車種や付けるオプションによっては1ヶ月以上かかることもありますので、遅くても3月上旬くらいまでには契約するように逆算して商談を進めていかなければ、3月決済の恩恵が受けられなくなりますので注意したいところです。


ただ実際には、1月から決算期に向けてのフェア、キャンペーンを行うことも多く、最近では1月、2月でも3月の決算期同様、またはそれ以上に大幅値引を勝ち取れる可能性も十分ありますので、新車を安く買いたい方は1月中旬~下旬くらいには動き出すようにしたいものです。


車種によっては契約から登録(納車)まで1ヶ月、2ヶ月かかることもありますので、必ず商談序盤に納車までどれほど掛かるかを確認しておきましょう(人気車、ハイブリッド車などは2ヶ月以上かかることも珍しくありません)。


 7月、12月のボーナス時期



3月、9月の決算期の次に新車を安く購入できるのが、「7月・12月のボーナス時期」です。


ボーナス月は新車の購入を検討する方が増えるので、決算期同様にメーカーから奨励金が出ることが多く、ディーラーも値引き額を大きくして販売することが出来るのです(ノルマもきつくなりますしね)。


ただボーナス月も決算期同様に、7月、12月中に陸運局での登録を済まさなければならないので、上旬までには契約するように商談を進めていかなければボーナス月の恩恵を受けられなくなる可能性があります。


ちなみに12月に購入、陸運局で登録される場合と、翌年の1月に陸運局で登録されるかによって、年式が1年異なり、数年後、売る場合には当然、年式が関わってきますので、リセールバリューを気にする方はその辺りも考えて購入するようにしましょう!


 毎月15日前後



何も決算期やボーナス時期だけが新車を安く買える時期ではありません。


ディーラーはメーカーから毎月ノルマ(目標販売台数)が課せられており、ノルマの達成状況によって報奨金(インセンティブ)が出ますので、ノルマ達成が微妙な状況であれば値引き額を大きくして販売することも珍しくありません(値引き額を多少大きくして販売しても、報奨金の額のほうが遥かに大きいからです)。


ノルマ達成が微妙な時期はやはり毎月15日前後だと思います。


上記でも説明しましたが、新車は陸運局で登録されてはじめて販売台数に数えられ、通常、契約から登録(納車)までは1週間~3週間ほど掛かりますので、毎月15日前後までに契約しなければその月の販売実績にはならないため、ノルマを達成していない場合は値引き額を大きくしてでも15日前後までには契約したいからです(在庫車の場合は毎月20日前後の契約でも間に合うことが多いです)。


もちろん営業マンにもノルマがあり、上記同様に、毎月15日前後までがその月のノルマに関わってくる日にちなので、ノルマを達成していない営業マンは、この時期は自分が与えられている値引き額を最大限利用するだけでなく、店長(所長)に掛け合って値引き額を大きくしてくれる可能性が高いので、新車を安く購入できる可能性が高くなるのです。


ただ15日前後であってもすでにノルマを達成している場合や、その月の登録に間に合わないといった場合は当然、わざわざ値引き額を大きくしてまで販売することはありませんので、この辺りは多少、に左右されるかもしれませんが・・・



競合させて安く買う!

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複数のディーラーで競合させて新車を安く買う新車を安く買いたい!最大限の値引き額を勝ち取りたい!場合は、「他メーカー(同メーカー・別会社でも可)、他車種」のディーラー(販売店)同士で競わせて商談を進めていくことが基本中の基本です!


そこで具体的どのように競合させていけば理想的なのか?最大限の値引き額を引き出せるのか?を説明していますので参考にしてください。


 商談序盤はあえて競合させない



最初の商談からいきなり競合させてしまうと、営業マンが引いてしまったり、心証が悪くなることもあるので、最初の商談ではあえて競合させず、2度目の商談以降に競合させていくようにしましょう!(焦る必要はありません。出来るだけゆとりを持って商談を進めていきましょう)


「車を購入しようと思っているんですが、まだどの車を買おうか迷っているんですよー。」


など・・・


ただ購入する気はないが、本命車種のディーラーと競合させるためだけに商談を行うディーラーに対しては最初の商談から、


「デミオ(マツダ)、フィット(ホンダ)と、おたくのヴイッツ(トヨタ)で迷っているんですよ。出来るだけ安く車を買いたいので、良い条件を出してくれた所で買おうと思っているんですが、見積もりをお願いしてもいいですか?」


など・・・


新車値引き交渉・序盤戦


 まずは複数の他メーカー同士で競合させる!



あえて最初の商談では競合させなかった場合でも、2度目の商談では必ず複数の車種で迷っているということを伝えましょう。例えばコンパクトカーを購入予定の場合・・・


「フィット(ホンダ)、スイフト(スズキ)、ヴイッツ(トヨタ)、マーチ(日産)と、おたくのデミオ(マツダ)のうちのどれかを購入しようと思っているんですよ。」


ポイントは、同タイプ、同価格帯の車種同士を競合させることです。


またすでに購入する車種が決まっている場合、例えばデミオ(マツダ)を購入する気持ちで固まっている場合、マツダ以外の営業マンに対しては以下のように接しても良いかも知れません。


「デミオ(マツダ)を購入しようと思っているんですが、フィット(ホンダ)、スイフト(スズキ)、ヴイッツ(トヨタ)、おたくのマーチ(日産)も検討しているんですよ。」


「私はデミオ(マツダ)が気に入っているんですが、妻はフィット(ホンダ)とおたくのヴイッツ(トヨタ)を気に入っているんですよ。」


など・・・


この場合、本命車の営業マンには「おたくの車が本命なんです!」ということがバレないようにしましょう。


もしも営業マンに本命だとバレてしまうと、「このお客は他車種と競合させているけど最終的にはうちの車を買いたいんだな。だったらある程度の値引き額を提示すれば買ってくれるだろう。」と、思われてしまい、最大限の値引き額を引き出せなくなるのです!


ポイントは営業マンに、「このお客はうちの車が本命じゃないようなので、値引き額を大きくしなければ買ってもらえないな」と思わせることです。


ただ商談終盤には、


「おたくのデミオ(マツダ)が気に入っているんですが、ヴイッツ(トヨタ)が凄い良い条件を出してくれているので迷っているんですよ。」


などと、本命はおたくだが、良い条件を出してくれなければ気持ちが変わってしまうかもしれないといったこともアピールしても効果的かもしれません。


上記の例だと、コンパクトカーを購入しようと思っているということが明確ですが、例えば、


「ワゴンR(スズキ)、レガシィツーリングワゴン(スバル)、ヴェルファイア(トヨタ)、スカイライン(日産)と、おたくのデミオ(マツダ)のうちのどれかを購入しようと思っているんです。」


このような場合、タイプも違えば価格帯もかなり違いますので営業マンからすれば???となってしまい、このお客は本当に車を買う気があるのかな?と思われてしまうと最大限の値引き額を引き出すことは難しくなりますよ。


軽自動車なら軽自動車同士、コンパクトカーならコンパクトカー同士を競合させるのが基本ですが、例えばミニバン、ステーションワゴン、SUVなどはタイプは違いますが使用途はそれほど変わらないので同価格帯であれば競合させても良いかもしれません。


競合させる場合は「3~5車種」ほどで迷っているといった感じで商談を進めていきましょう。少なすぎては最大限の値引き額を引き出せませんし、逆に多すぎては営業マンが本気で応対してくれなくなる可能性があるからです。もちろん商談終盤には2車種、一騎打ちで商談を進めていっても良いですけどね。


新車値引き交渉・中盤戦


 商談終盤は同メーカーの別会社同士で競合させる!



商談終盤には、可能であれば同メーカー別会社で競合させて大幅値引を勝ち取りましょう!


例えば日産であれば「レッドステージ・ブルーステージ」の2種類の販売チャンネルがあり、この2つは別会社なので競合させて商談を進めていくことが可能で、新車を少しでも安く買うためには非常に効果的な戦略となります( ̄∇+ ̄)


「実は知り合いに紹介されたので、仕方なく他の日産のディーラーでも商談を進めているんですよ。僕はどちらから買っても良いので、良い条件を出してくれたほうで買おうと思っています。」


など・・・


この場合、「あくまでも仕方なかった」ことを強調することがポイントです。


友人、知人、家族などを使い、自分はあまり気が乗らなかったが、仕方なく商談を進めているといった感じを相手の営業マンに与えれば、営業マンの心証も悪くなりませんからね。


またハリアー(TOYOTA)の場合、トヨタ、Netz、トヨペット、カローラどこでも販売していますので、当然、同士競合さすことが可能で、この場合はトヨペット店の営業マンに対しては以下のように言うと効果的かもしれません・・・


「実はカローラ○○店とも商談を行っていて、カローラ○○店がかなり好条件を出してくれているんですが、ハリアーを買うなら僕としてはおたく(トヨペット)から買いたいと思っているんですよ。」


こう言うことによって営業マンの心証が悪くならないばかりか、逆にうれしくなりますので、頑張ってくれる可能性が高くなるのです!


ちなみに商談序盤から別会社とはいえ同じメーカー同士で競合させていることがバレてしまうと、営業マンの心証が悪くなったりすることもありますので、同メーカー、別会社で競合させる場合は必ず商談終盤に切り出しましょう(商談序盤から競合させても良いですが、競合させていることを切り出すのは商談終盤以降にしましょう)。


日産の場合、基本的にレッドステージ同士は同じ会社なので(都道府県が異なれば別会社となります)、同じ会社同士で競合させることは競合にならず、逆に営業マンの心証が悪くなり値引き額が伸びなくなるのでやめたほうが良いでしょう(お客の情報は同じ会社なら調べればすぐに分かりますよ)。


同じ会社か?別会社か?詳しくはディーラー(販売店)選び


新車値引き交渉・終盤戦


 競合させる場合の注意点



競合させる場合はあくまでも「迷っている、決めかねている」ことを強調することが大切です。


車は高い買い物なので迷うことは自然なことですし、商談を何度も行うこともまた自然なことです。


しかし初めから営業マンに「このお客は値引合戦に持ち込もうとしているな」と思われてしまうと心証が悪くなり、逆に最大限の値引き額が引き出せないこともあるのです。


新車は安く買うことも大切ですが、購入後もディーラーや営業マンにはアフターサービスなどでお世話になるので、その点も考えながら商談を進めていきましょう。



見積書の内容と金額

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新車購入時の見積書の内容ディーラーに行って車を見たり試乗すれば、営業マンから「見積もりを出しましょうか?」などと言ってくると思いますので、その場合は遠慮せずに見積を出してもらいましょう(もちろん見積を出してもらうのは無料なので自分からお願いしてもかまいませんよ)。


しかし新車を初めて購入する方にとって、見積書には知らないことが書かれていることもあると思いますし、新車を安く購入するためには見積書の内容を理解することも大切なので、ここでは簡単に見積書に書かれている内容を説明しています。


ディーラーによって見積書に記載されている事項は異なります。


 車両本体価格



文字通り、車本体だけの価格のことです。


しかし新車を購入する場合は車本体だけでなく、以下のようなさまざまな費用がかかりますので、この車両本体価格から数十万円~プラスした金額が「総支払額」となります。


メーカーオプションを付ければ車両本体価格に含むことが一般的です。


 オプション価格・付属品



オプションには「メーカーオプション・ディーラーオプション(付属品)」があり、そのオプション金額が別々に記載されているはずです。


ちなみにドアバイザー(サイドバイザー)、洗車用品、メンテナンスキット、フロアマットなどのディーラーオプション(付属品)は、正直不要なものや、カーショップで購入したほうが安く付いたり良い製品が買えることも珍しくないのですが、これらはディーラーからすれば大きな収益源の1つなので、ディーラーによっては「フロアマットなしでは販売できない」などと言ってくることもありますので、商談終盤に交渉して無料サービス、または大幅値引してもらいましょう!


詳しくはオプションについて


詳しくは付属品(洗車用品・フロアマット)


 値引き額



値引き交渉する前の最初の見積もり書では、おそらく値引額は記載(印字)されていないと思います。


また値引き額がある場合でも基本的に「車両本体価格+オプション(付属品)」からの値引き額が記載されると思います。


新車の見積もり書


値引き額が記載されてある見積書をネットなどで公開する人が増えており、ディーラーからすれば値引き額が記載された見積書は他人には見せてほしくないので、最近は見積書には値引き額を記載しないディーラーも増えています。


 自動車税



毎年4月1日現在の車の所有者に対して課される税金で、排気量によって税額は異なります。


新車を購入する場合、「登録月の翌月~3月までの月割計算」で税額を算出し、納付します。


例えば2000ccの新車を購入した場合、「39,500円」が1年間の自動車税となり、もしも8月などに新車を購入(登録)した場合は月割計算で税額を算出します(ちなみに2000ccの車を8月に登録すれば自動車税は23,000円です)。





この見積もり書では「1498ccのキューブ」を1月に登録しましたので、自動車税が2ヶ月分、5,700円とかなり安くなっていますが、5月には自動車税の納付書が送られてきて1年分を納めなければなりません。


また平成31年(2019年)3月31日までの間に新車登録した場合自動車グリーン税制対象となり、自動車税が減税されます(購入の翌年度に適用されます)。


詳しくは自動車税


 自動車取得税



車(新車・中古車関係なし)を購入した際に課される税金で、


・普通自動車:「(課税標準額+オプション価格)×3%

・軽自動車:「(課税標準額+オプション価格)×2%


となり、課税標準額は実際の販売価格の90%から1,000円未満を切り捨てた額で計算されます。


また平成29年(2017年)4月1日~平成31年(2019年)3月31日までの間に、新車登録(届出)した場合、エコカー減税対象となり、自動車取得税が減税されます。


平成29年(2017年)4月1日以降、新税率が適用されています。


詳しくは自動車取得税


 自動車重量税



その名の通り、車の重さ(0.5トン区切り)によって車検ごとに課される税金で、重ければ重いほど税額が高くなります。


新車購入時は3年(車検有効期間)なので、例えば普通車(0.9トン)の場合は・・・


・「12,300円(3年分)+12,300円=24,600円


普通車(1.4トン)の場合は・・・


・「12,300円+12,300円+12,300円=36,900円


となります(離島など一部地域では保険料が異なります)。


ちなみに車の重さにはオプションの重さも含まれますので、重いオプション(サンルーフなど)を付ける場合は自動車重量税のことも考えましょう。


また平成29年(2017年)5月1日~平成31年(2019年)4月30日までの間に、新車登録及び初回の継続車検を受ける場合、エコカー減税対象となり、自動車重量税が減税されます(軽減後の税額は100円未満切り捨て、期間内1回のみの適用)。


詳しくは自動車重量税


 自賠責保険



新車登録時(車検時)に必ず加入しなければならない自動車保険で、いわゆる強制保険とも言われています(自賠責保険に入らなければナンバープレートが交付されません)。


新車の場合、車検有効期間は3年間なので、新車購入時には37ヶ月契約で加入することとなり、保険料は・・・


・普通自動車:「36,780円37ヶ月契約)

・軽自動車:「35,610円(37ヶ月契約)


となります(平成29年4月1日以降の自賠責保険料です)。


ちなみに自賠責保険では「対人賠償・対物賠償」と、被害者に対してしか補償されず、またその補償額も最低限なので、自賠責保険では補償されない運転者の死傷や車両破損のことを考えても自動車任意保険に加入することが一般的ですし、当たり前となっています。


詳しくは自賠責保険

詳しくは自動車任意保険


 納車費用



新車をディーラーが購入者の自宅まで届けてくれる費用で、ディーラーによって費用は異なりますが「1万円ほど」計上されているケースが多いです。


しかし自分でディーラーま新車を取りに行けばカットしてもらうことも可能です。


詳しくは納車費用


 登録代行費用



車はナンバーを交付してもらうために陸運局で登録を受けなければならず(検査登録手続き)、その登録手続きをディーラーに代行してもらうための費用で、ディーラーによって費用は異なりますが、「15,000~30,000円」ほど計上されていることが多いです。


またディーラーによっては次の車庫証明取得代行費用も一緒に計上されている場合もあります。


詳しくは登録代行費用


 車庫証明取得代行費用



車を陸運局で登録する際には車庫証明が必要となり、その車庫証明書をディーラーに取得してもらう場合に必要となる費用で、「5千~1万円」ほどを計上しているディーラーが多いようです。


もちろん車庫証明の取得は簡単なので自分で行えばカットしてもらえるはずです。


詳しくは車庫証明書


 法定費用



陸運局での検査登録手続きや、車庫証明書を取得するには法定費用(印紙で支払います)が掛かりますので、これらを代行してもらう場合は当然、これらの法定費用を負担しなければなりません。


これらの法定費用は都道府県によって金額は異なりますが・・・


・検査登録「約2~4千円

・車庫証明:「約2,600円


ほど掛かります。


詳しくは法定費用


 自動車リサイクル料金



新車購入時には自動車リサイクル料金を支払わなければならず、金額はメーカー、車種ごとに異なりますが、


・普通自動車:「約1~2万円

・軽自動車:「約7千~1万5千円


ほど掛かります。


詳しくは自動車リサイクル料金


 下取費用



ディーラーに下取車の査定を依頼した場合は、「下取査定費用」が、さらに下取してもらった場合は別に「下取車手続代行費用」が計上されていることが多いです。

この金額はディーラーごとに異なりますが併せて「約2万円ほど」計上されていることが多く、交渉次第でカット(無料)にしてもらうことも十分可能なので、この費用が計上されているかどうかを見落とさないようにしておきましょう!


詳しくは下取り


 消費税



車両本体価格だけでなく、オプション、付属品、代行費用などに消費税8%(2017年4月現在)が掛かります。


ちなみに消費税は、2019年4月以降~10%に引き上げられる予定です。


詳しくは消費税


 総支払額(車両現金販売価格)



その名の通り、


・「車両本体価格+オプション+諸費用(自動車税・自賠責保険など)-値引き額-下取価格(あれば)=総支払額」


となります。



試乗チェックポイント

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試乗のチェックポイント

新車を購入する際は試乗して、「車の乗り心地、走り、同乗者の意見」などを参考にして購入する新車を決めていくと思います。


そこで新車購入前に試乗する場合、具体的にどのようなポイントをチェックすればよいのでしょうか?


 試乗する前に



アポ無しでディーラーに行っても試乗したい車があるとは限りませんので、試乗したい車がある場合は、あらかじめ予約を取っておいたほうが無難です。


最近ではメーカーのHPやディーラーのHPから試乗予約が簡単に出来ますので、それらを利用するのもいいですね。


 新車購入する前の試乗のチェックポイント



試乗する際には以下のポイントをチェックしましょう!


~走り~


車はやはり運転しやすいか?がもっとも大切です。具体的には、


・加速はどうか?

・ハンドリングは?

・アクセル、ブレーキの感覚は?

・音は?


などを必ずチェックしましょう!


最近では燃費が向上されている「CVTミッション」搭載の車が多くなっていますが、車種によってはかなり評判が悪く、運転しにくいこともありますので、必ず試乗時にチェックしておきましょう!


~視界~


フロントはもちろん、バックミラー、サイドミラーで見える視界もチェック!(最近は視界の広い車が増えましたね)


~シートの座り心地~


短時間では分からないかもしれませんが、シートの座り心地もある程度はチェックしましょう(特に頻繁に長時間運転する方はシートの座り心地によって疲れやすさが変わってきますので要チェックです)。


~メーターの位置と見やすさ~


最近はセンターメーターが増えてきていますので、運転に支障がないかをチェックしましょう。ただセンターメーターなど初めての場合は違和感がある場合がありますが、慣れれば問題ないことも多いですよ。


~室内空間~


室内空間が広い車が最近は多いですが、購入検討中の車種同士で比較してみましょう。


~トランクルーム~


荷物の出し入れはしやすいか?十分な荷物を積み込めるか?などをチェックしましょう。


~エンジン音~


特に排気量の小さい車は加速時や登坂時にエンジン音がうるさい場合がありますので、必ず試乗時にチェックしておきましょう(音は慣れれば問題ない場合もありますが・・・)。


~収納の数と場所~


最近は収納が豊富な車が増えてきました。男性の場合は車の収納について気にするする方はあまりいないかもしれませんが、女性は気にする方が多いようなので、試乗時にチェックしておきましょう!


~駐車場に収まるか~


車高の高い車などは立体駐車場には止めることができない場合がありますので、駐車場に止めることができるかどうかを必ず確認しておきましょう。


 同乗者の意見



自分では運転もしやすく気に入っていた場合でも、家族(妻・子供)、親、彼女(彼氏)など、頻繁に同乗する人が気に入らない場合もありますので、できれば試乗する場合は頻繁に乗る方と一緒に試乗して、意見を求めることも大切です。



モデルチェンジについて

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モデルチェンジは大きく分けると、「マイナーチェンジ、フルモデルチェンジ」があり、このモデルチェンジ前後は新車の値引き額に大きく関わってきますので、購入を考えている車種はもちろん、ライバル車のモデルチェンジの動向もチェックしておきましょう!


ニューモデル(モデルチェンジ車)の発売日が決まった場合、ディーラー(営業マン)は発売の約1ヶ月前までにはお客に告知をしなければなりません。


 マイナーチェンジ



マイナーチェンジとは、内外装のデザイン変更、ボディカラー、グレードの追加、また機械的な部分(部品)改良など、見た目はさほど変わりないが、購入者(ユーザー)や整備士の意見で多かった問題点や要望を反映したモデルチェンジのことで、マイナーチェンジにも「前期・後期」があることが多く、約2年ごとにマイナーチェンジされることが多いです。


マイナーチェンジではさまざまな問題点が改良されており、車の完成度ではフルモデルチェンジ直後の車よりも高いと言われており、またフルモデルチェンジの発売が決まれば現行モデル(マイナーチェンジ車)の値引き額が大きくなりますので(在庫を早く処分したいため)、新車を安く買いたい方はフルモデルチェンジが発表され、現行モデルの値引き額が大きくなる時期を狙うのも良いと思いますよ(当然、現行モデルは旧型車となり、リセールバリュー(数年後に下取り、または売る場合の価値)は下がりますので、その点も考えましょう)。


 フルモデルチェンジ



フルモデルチェンジとは、車の名前こそ変わらないが、エンジン、車のデザイン、設計など、大幅にそのモデルが変更されることで(車種によってはあまり変わらない場合もありますが・・・)、約4~6年ほどでフルモデルチェンジする車種が多いようです。


テレビCMなどで、「NEW○○デビュー!」、「NEW○○誕生!」とあれば、それはフルモデルチェンジされたことを意味しており、メーカーも大々的に広告宣伝費を使って新型車が出たことをアピールします(最近はマイナーチェンジでも「NEW○○デュー」と宣伝していますが・・・)。


フルモデルチェンジ車が発表されれば、当然、メーカー、ディーラーは多少、値引き額を大きくしてでも現行モデルの在庫を早めに処分しようとしますので、交渉次第で大幅値引を勝ち取れる可能性も高くなるのです!


逆にフルモデルチェンジ直後の新車は、


「モデルチェンジ直後なので値引は出来ません。」

「○万円までしか値引できないことになっているんですよ。」


などと言って、値引き額が抑えられる可能性が高くなります。


またライバル車がフルモデルチェンジをすると、当然、販売台数の減少が考えられ、販売台数の減少を食い止めるには値引き額を大きくしなければならないので、その車のモデルチェンジだけでなく、ライバル車のモデルチェンジの情報を掴んでおくことも大切ですよ。




自動車ローン
新車は例外を除いて現金(クレジットカード)で一括払いすることがもっともお得となりますが、高い買い物なので多くの方が自動車ローン(マイカーローン)を組むこととなると思います。


そこで自動車ローンについて簡単に説明していますので参考にしてください。


ちなみに自動車ローンをディーラーが提携しているクレジット会社で組めばディーラーにマージンが入りますが、他のクレジット会社を利用したり、現金一括払いで購入すると当然ディーラーにマージンが入らないので、ディーラーとしてはおいしくないため、渋い顔をすることがありますσ(^_^;)


 ディーラーで組む自動車ローン



ディーラーで組む自動車ローン(マイカーローン)の審査はかなりゆるく、余程のことがない限り審査に落ちることはないので、新車を購入し自動車ローンを組む方の多くがディーラー(販売店)が提携しているクレジット会社を利用しています。


金利はディーラーや、返済期間によってかなり幅広いですが、「3~8%」ほどとなっていることが多いですが、低金利ローンキャンペーンを行っている場合もありますので、自動車ローンを組む予定の方はこのようなキャンペーン時に新車を購入すれば、結果的に安く購入できることとなりますね。


またディーラーが提携しているクレジット会社を利用して自動車ローンを組めば、ディーラーにクレジット会社からマージンが入り、この利益もディーラーの大きな収益源の1つとなっているのですが、交渉次第で「1~3%」ほど金利の引き下げをしてくれることもありますので、ディーラーが提携しているクレジット会社の自動車ローンを利用する方は必ず交渉してみましょう!


返済期間などによっても異なりますが、「2~3%」ほどの金利で自動車ローンを組めればお得感がありますね。いずれにしても「借入額を少なくし、短期間で返済すること」がもっとも大切です。金利が高く、長期間返済することとなると、いくら大幅値引きを勝ち取っても意味がありませんからねσ(^_^;)


 銀行の自動車ローン



自動車ローン(マイカーローン)は何もディーラーが提携しているクレジット会社を利用しなければならないわけではありません。


基本的にディーラーが提携している自動車ローンは金利が若干、高めなので、金利が低めの銀行(信用金庫・JAなど)でも自動車ローンを組むことが出来ます。


銀行(信用金庫・JAなど)で組む自動車ローンはディーラーが提携しているクレジット会社に比べて金利は低めですが、審査が厳しく、また審査期間も1週間程度掛かる場合がありますので、新車を購入する場合はあらかじめ審査を申込んでおいて、審査に通ったら、どちらで自動車ローンを組んだほうがお徳か?を考えて、金利が低いほうでローンを組みましょう(必ずしも銀行の自動車ローンのほうが金利が安いとは限りません)。


銀行(信用金庫・JAなど)の審査は時間がかかりますので、必ずディーラーが提携しているクレジット会社の審査を申込む前に申し込みましょう。


 低金利ショップの自動車ローン



カー雑誌などでよく目にするのが「低金利ショップ」です。


低金利ショップでは1%以下の低金利で自動車ローンを組むことが出来るので最近利用者が増えているようですが、金利が低い分、新車の値引額は期待できないので、結果的には金利は高いが大幅値引が期待できるディーラーで新車を購入したほうが安いといったケースも当然あります。


ですので低金利ショップで新車の購入を考えている方は、ディーラーで新車を購入した場合と、低金利ショップで新車を購入した場合、総支払額でどちらがお得になるのか?を自分で計算してみましょう。


 残価設定ローン



残価設定ローンとは、あらかじめ3年、または5年後の下取り価格(残価)を取り扱い販売店が設定し(車両本体価格の50%が多い)、新車購入価格(車両本体価格)から設定された下取価格を差し引いた残りの金額を、3年間(5年間)で支払っていくローンのことで、「新車が半額で乗れる!」などという広告がこの残価設定ローンのことなのです。


残価設定ローンは、通常の自動車ローンよりも月々の返済額を少なくしたい方、または月々の返済額は同じでもワンランク上の車を乗りたい方にオススメのローンで、最近では多くのディーラーで取り扱うようになっています。


・「車両本体価格-3年(5年)後の下取価格(残価)=残額をローンを組んで支払う


例えば・・・


・「200万円(車両本体価格)-100万円(下取価格)=100万円をローンを組んで支払う」


以上のような感じですが、実際には残価にも金利が付いているので、通常の自動車ローンよりも金利が多少高くなることが普通です。


3年(5年)後の下取価格は取り扱い販売店が設定することとなりますが、通常は車両本体価格の50%と設定していることが多いです。


また残価設定ローンでは、3年(5年)後にユーザーが以下の中から車をどうするか?を選択することができるようになっています。


1:下取に出す(乗り換える)


購入時に設定された下取価格で下取に出します。


ただし、過走行、事故、キズなどがあれば下取り価格が低くなることもあり、その場合は当然不足分を支払わなければならなくなりますので注意しましょう(逆に人気車、状態の良い場合は下取り価格が上がることもあります)。


2:買い取る


3年(5年)経過後もその車を乗り続けたい場合は買い取ることも可能で、その場合は残価を一括で支払うことはもちろん、再びローンを組んで買い取ることも可能です。


残価設定ローンは通常の自動車ローンに比べて金利が若干、高めなので、買い取って再びローンを組んで返済していくと、結局は最初から通常の自動車ローンを組んでいたほうがお得となってしまいますので、残価設定ローンを組む場合はその辺りのことも考えてから組むようにしましょう。


残価設定ローンは通常の自動車ローンとは違い、契約期間中(ローン支払い中)に一括払いする事が出来ない場合もあり、また値引き額も少ないので、その辺りも考慮しましょう。


 オススメ自動車ローン



ディーラーで組む自動車ローン(マイカーローン)は若干、金利が高めなので出来るだけ金利の低い機関でマイカーローンを組めばそれだけで新車を安く買うことが出来ることとなります。


イー・ローンでならネットから、複数の金融機関の「金利・借入可能額」などを比較することができるので、自分に最も良い条件の金融機関(自動車ローン)を簡単、手軽に探す事が出来ますよ。


自動車ローンを徹底比較申込! 【イー・ローン】


自動車ローン



安い自動車任意保険は?

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安い自動車保険は?自動車を公道で走らせるためには自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)に加入しなければなりませんが、新車購入時や車検時には強制的に加入させられるので忘れることはありません。


しかし自賠責保険に加入しているからといって安心してはいけません!自賠責保険で補償されるのは自動車事故の被害者だけで(運転者の死傷、物損は補償対象外です)、補償額も


・死亡補償額:3,000万円

・後遺障害:4,000万円

・傷害の場合:120万円


と、あくまでも被害者(その家族)救済のための最低限の補償額となっているのです!


職業、年齢によっても異なりますが、死亡させてしまった場合、1億円を超える損害賠償額も珍しくなく、自賠責保険の補償額を超える損害賠償額となった場合、当然、自分の財産から支払わなければなりませんが、そのような多額の損害賠償金を支払える方は数少ないと思います。


以上のことから自賠責保険だけの補償額では不安ですし、自賠責保険では補償対象外の自動車事故を起こしてしまった運転者の補償や車両(物損)の補償を考えると、自動車任意保険に加入することが当たり前となっています(任意保険の加入率は約7割となっています)。


自動車事故を起こした場合、損害賠償(民事責任)とは別に、行政上の責任「減点・免停・免許取り消しなど」、刑事上の責任「罰金・禁固刑・懲役刑」も受けなければなりません。


 安い自動車任意保険はドコ?



自動車任意保険に加入することは常識となっていますが、自動車任意保険の保険料は決して安くありませんので、少しでも安い保険会社(損保)を探したいものです。


しかし近年ほとんどの保険会社(損保)が加入者(運転者)の条件、被保険自動車の条件によって保険料が変わるリスク細分型自動車保険を扱うようになりましたので、1人1人、加入条件によってどこの保険会社(損保)がもっとも保険料が安くなるのか?はそれぞれ異なり、自分にとって最も安い保険会社を探す場合は1社でも多くの見積もりを取り寄せて比較検討しなければなりません。


~リスク細分型自動車保険で保険料に関わる項目~


・年齢
・運転者
・居住地域
・性別
・運転歴
・使用目的
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